2004シーズンも行ってきました,下記の文章は2003シーズンを元に書いたものです。2004シーズンのレポートは,こちらにアップしました。

http://www2.hobbynet-jp.com/nazocon/web/nz2004/


1.はじめに

2.Mt.Olympus スキー場について

3.Mt.Olympus Lodge 概況

4.Mt.Olympus Lodge 食事編

5.Mt.Olympus Lodge 狂喜の宴会

6.さいごに


1.はじめに

 全国3千万人のイロモノ・スキー場ファンのみなさん、こんにちは、太田@謎のコンビニです。

 今回みなさまにレポートするスキー場は、ニュージーランドのカンタベリー地区にあるMt.Olympusというスキー場です。

まず、説明しなければならないのが、ニュージーランドのスキー場の経営体系の違いにより、コマーシャルフィールドとクラブフィールドと名称が異なります。

 このあたりの説明や、ニュージーランドのスキー場の概況等は、「有元さんのサイト」を、ご覧になられたほうが、詳しく記述されています。

 簡単に説明すると、コマーシャルフィールドは、利益追求型(多くの日本のスキー場と同じ)であり、当然施設等も充実しております。具体的には、「マウント・ハット」,「カドローナ」,「トレブルコーン」,「リマーカブル」,「コロネットピーク」スキー場で、日本からも多くのツアーが組まれています。ただしリフト代金も高く、人も多いため、クラブフィールドを体験した私にとっては・・・もう行くことはないでしょう。

 今回、ご紹介するMt.Olympusは、利益追求型でない、クラブメンバーが中心に運営されているクラブフィールドに属するスキー場です。当然、儲けはほとんどない(赤字?)ので、施設は多く語れないものの、山のロケーション、人の少なさ、ロッジ、スタッフ等、海外旅行の醍醐味でもある、「非日常空間および時間に”まったり”と浸れる」こと間違いなしの絶好の海外スキーエリアだと確信を持って、お勧めできます(下記の条件をクリアできる方のみですが・・・)。

【Mt.Olympusを快適に過ごすための条件】

a.チェアリフト、T−BARがないため、ナットクラッカーと呼ばれる器具を利用する必要がある(「有元さんのサイト」を参照のこと)。

b.特にスノーボーダは、T−BARで、フロントサイドとバックサイド側、両方苦もなく利用できるかた。

c.海外旅行は、かならず団体ツアーでないと安心できないと方は、やめておいたほうがよいでしょう。

d.ロッジ滞在の場合、団体で押し掛けて仲間だけで、騒ぐより、1〜3人程度で滞在したほうが、まわりと、ゆるりとした空間と時間を共有できますので、団体では行かないほうがよろしいかと思います。

e.雪崩ビーコンを携帯できる方(スキー場内でも雪崩があります)。俺は技術や運が優れているので、そんなものは必要ないという方は、自己責任において覚悟して滑ってください・・・ちなみにMt.Olympusでは、ビーコン着用率は90%以上です(筆者、目測より)。

 それでは、Mt.Olympusで滑るための具体的流れをみていきましょう。


1−1.手始めに

 当然、海外旅行ですので、パスポートが必要です。取り方は、ホームページにも載っているし、ガイドブック「地球の歩き方」や「個人旅行」等にも記載されています。ニュージーランド全般の予備知識を頭にいれておくには、1冊購入しておいたほうがよいかもしれません。


1−2.航空券について

 Mt.Olympusで滑れる時期は、7月中旬〜9月中旬が一般的です。となると、この時期に合わせた航空券を入手する必要があります。ニュージーランドスキーでもっとも雪質&雪量がいい時期は、8月中旬・・・日本のお盆の時期です。当然お盆の時期は、航空券が反則なほど暴騰していてかつ空席があまりないので、お金がない、へっぽこ滑雪者は、当然この時期をはずす必要があります。この辺が、悩ましいところです。

 航空券は、格安航空券かPEX航空券(航空会社が直接販売する割引チケット)で入手するのが一般的です。航空券は、クライストチャーチ空港(空港コード:CHC)行きを購入する必要があります。

 では、どのようなルートがあるかというと、

A)ニュージーランド航空&日本航空共同運行便による直行便。購入価格は、お盆をピークに、10万円〜20万円ぐらいです。

B)ソウル経由の大韓航空利用、シンガポール経由のシンガポール航空利用、シドニー経由のカンタス航空利用の概ね3パターンがあります。購入価格は、お盆をピークに、6万円〜15万円と直行便よりも安いです。

 この選択は、予算と時間のトレードオフですので、最適解はありませんので、各自創意工夫をして航空券をゲットしてください。これがないと始まりませんので・・・ちなみに、今回は、マイレージがたまっていたので、無料で取得できました。


1−3.旅行日程について

 直行便、経由便で必要日数が異なりますが、往路(2日)+Mt.Olympus滞在(7日)+予備日(Mt.Olympusが天候不良で送迎の車があがってこれない場合があるので)(1日)+復路(2日)で、12日間は、休みが必要です。サラリーマンには、ちと厳しいですが、やはりMt.Olympusには、1週間滞在しないと、もったいないですよ。

 ちなみ今回の私の日程は、

2003/08/25 18:15 成田空港出発(ニュージーランド航空、直行便)
2003/08/26 08:25 クライストチャーチ空港到着
2003/08/26 Smylies Accommodationの送迎車で、両替、スーパー買い出し後、SpringField(Smylies Accommodation)に到着。
午後は、PorterHeights スキー場で、足慣らし。

2003/08/27〜09/02 Mt.Olympusスキー場&ロッジ滞在

2003/09/03 PorterHeights スキー場
2003/09/04 PorterHeights スキー場(祝!パウダー25cmあたり!!)

2003/09/05 Smylies Accommodationの送迎車で、クライスト空港へ。
08:55 クライストチャーチ空港出発
11:30 オークランド空港乗り継ぎ後出発
19:30 成田空港着

 です。やはり直行便は、往復路併せて2日分得しますねぇ。


1−4.現地手配について

 日本から、Smylies Accommodation(http://www.smylies.co.nz/)にメールを出し、手配してもらうのが、一番格安&確実です。スキーシーズンは、コリンとケイコさんが、対応してくれます。ケイコさんは日本人で、コリンは日本語が問題なくしゃべれます。メールアドレスは、stay@smylies.co.nz です。返事は、英語ですが、きちんと日本語は、コリンのPCで見られていますので、日本語でどんどん質問してください。

 ちなみに、2003シーズンにお願いした内容と金額です。

 空港−Smylies Accommodation間の送迎:1回40NZドル
 Smylies Accommodation宿泊(朝・夕食付):1泊45NZドル
 Mt.Olympusまでの送迎:異なる日かつ往復で160NZドル(2名まで)

 です。今回は個人旅行のため、1人で負担ですので、2、3人で行くよりは負担が大きいですが、レンタカー借りるよりは、安いです。ちなみに1NZドルは、2003年8月下旬で70円でした。またスキー場への道は、レンタカーでは、保険適用外になるので、注意が必要です。

 Mt.Olympusのロッジ予約もしてくれました。また、Mt.Olympusから下山するための車は、天候がよければよいのですが、天候が悪いと車が上がってこられません。万一のことを考えて、帰りの飛行機の余裕をみて、Smylies Accommodationに帰るようにしてください。Smylies Accommodation滞在中は、PorterHeights スキー場が近くにありますので、そこで滑ることになります。PorterHeightsも、コマーシャルフィールドながら、なかなかよいオフピステがお手軽にアクセスできます。今回は、最終日に25cmのパウダーがあたり、ラッキーでした。PorterHeightsの様子は、こちらを参照してください。

 また、Smylies Accommodationは、日本式風呂があるので、スキーで疲れた体を癒すのに最適です。ユースホステルとしては、とても清掃が行き届いていてとても綺麗です。布団もほこほこです。Smylies Accommodationの様子は、こちらを参照してください。


1−5.持ち物について

 ・滑走道具一式は、必須です。Mt.Olympusにレンタルはありません。

 ・着替えは最低限で十分です。Mt.Olympusには、自由に使える洗濯機と強力な乾
  燥室があります。ただし、針金ハンガーは必須ですのでお持ちください。

 ・ナットクラッカー装着のための、ハーネスおよび1.5m程度の4mmロープ。
  レンタルもできますが、腰ベルトタイプですので、疲れます。登山用品店で、
  ハーネスを買いましょう。ハーネスとナットクラッカーの結びは、ダブルエイ
  トノットで、十分です。だいたい5千円〜1万円程度のものです。結びかたが
  わからなければ、現地にいってスタッフに聞きましょう。

 ・ビーコンは、Smylies Accommodationに頼んでおけば、レンタル手配して
  くれると思いますが、持っていない人はこの際、買いませんか?2万円
  ぐらいからで販売しています。

 ・スノーシューがあると、直登ハイクアップ時に楽です。先行者がいて、
  踏んでいれば特に必要ありませんが、渾身のシュプールを刻みこみたいかたは、
  ぜひ持っていってください。それと軽アイゼンも持っていくと安心かも。

 ・ロッジには、布団がありませんので、シュラフ(寝袋)を持参して下さい。
  夏用のもので十分です。

 ・あとは、通常の海外旅行品で十分かなと思います。個人的には、いつも、
  体力消耗時の発熱性疾患対策に栄養ドリンクを3本ほど持っていっていま
  す。


1−6 まとめ

 航空券を手にいれて、Smylies Accommodation宛にメールだせば、もう完璧です。あとは行くだけのお手軽スキーです。


Mt.Olympus スキー場について